Oracle 10g Database R2 セットアップ時のエラー

環境

問題

  • インストール処理の最後で実行される構成処理(Net Configuration Assistant)で固まる。
    • そのまま待っているとエラーで停止するが、処理を取り消して終了すると、正常にセットアップされない
    • ↑tnsping などを実行すると、メッセージファイルが見つからない旨のメッセージが出るので。
    • (9iのときは、インストールとコンフィギュレーションは別々だった気がしたのだが・・・10gはコンフィギュレーションもパスしないとだめらしい)
    • なお、固まっている最中のCPU使用率はほぼ100%を維持。

原因

  • 恐らく、既にセットアップされていたJ2SE_SDK(1.4.2_11)が悪さをしていると思われる。
  • コマンドプロンプトから「java -version」を実行すると「1.4.2_11」と表示される状態でセットアップした。
  • ちなみに、10gR2 付属のJDKは「1.4.2_08-b03」

対処

  • インストール前に、環境変数「Path」の先頭に、以下のパスを追加する
  • その他、おまじない的な点
    • セットアップファイルの階層を浅くした
      • CDROMからのセットアップなら関係ないと思われるが、今回は米Oracleのサイトから落としたアーカイブを利用したため。
      • また、パスに空白を含まないようにした(デスクトップなどを避ける)。
    • setup.exe ではなく、autorun.exe を実行した
      • autorun.inf が autorun.exe を参照していたため、念のため。

上記のような対処を行ったところ、何とかセットアップを終えることができた。
ただ、どの対処が有効だったのかは定かではない。個人的には、JDKの競合が一番怪しいと思っている。